ビデオテープから始める恐怖!映画「ザ・リング/リバース」をレビュー!

映画「ザ・リング/リバース」を見たのでレビューします。

呪いは終わらない

本作はハリウッド版『ザ・リング』の三作目となり、原作者の鈴木光司は原作に忠実でシリーズの中で最も怖いというコメントを残しています。

前作とは繋がりがなく、位置づけとしてはスピンオフ、もしくは新シリーズというコンセプトで製作されているようです。

しかしながら、原作の『リング』から始まった物語は本作でもしっかりと受け継ぎ、「呪いのビデオを見た者は7日後に必ず死ぬ」という基本的な設定はそのままでした。

今時ビデオテープすら知らない世代がいる中で、頑なにこだわっている点でも、原作に対するオマージュが受け取れますし、その世代の人たちには懐かしいです。

原作は映画に限らず、日本でもドラマ化するほどブームになり、これまでスピンオフを含めて何作も製作されてきましたが、本作は他の作品を鑑賞しなくても問題がなく、スムーズに入っていける構成となっていました。

その中で登場するカギを握るサマラ(原作では貞子)は常に不気味な存在です。

“死から逃げられない!”
【サマラはどこにでも出現する】

呪いのビデオは見た直後に電話がかかって、それを取ると、たった一言だけ「7日」という声だけが聞こえてきます。

ビデオを見た者が助かるには、コピーした映像を他の人に見せるというルールがあり、本作でも当然のように実行されています。

しかし、失敗した時にはサマラが現れると死を与えます。

基本的にテレビ画面から出現しますが、電源コードを抜いても、テレビを倒しても、サマラは確実に出てきます。

その恐ろしい姿は逃げられないという心理を与えてターゲットを追いつめるという恐怖は、サマラの呪いはどれほど強いか分かります。

“サマラを助ける!”
【隠された事実と真実】

主人公のジュリアは他の人たちと違い、サマラの幻覚を見続け、更に彼女の見たビデオには新たな映像が加わっていました。

それはサマラが助けを求める声だと判明すると、ジュリアは自分が助かるには彼女を助けるしかないとして奔走します。

その過程でサマラの悲惨な出生を知り、すべてを起こした男にたどり着きますが、気づかずに対面していました。

ジュリアは男に襲われ絶体絶命のピンチに立たされますが、そこは助けを求めたサマラも放っておかず手助けしました。

これでサマラは解放されますが、それはまた違った意味になり、サブタイトルの意味にも繋がる面白い構造となっていました。

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