実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を見たのでレビュー

ジョジョの実写映画化第一弾「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を見たのでレビューします。

“背後に現れる力!”
【素直じゃない強さと優しさ】

人気シリーズとして続く少年漫画の実写映画化は話題を呼びました。

日本の漫画での実写映画化は失敗が多い中で、本作はかなり健闘していました。

“スタンド使い”と呼ばれる超能力を具現化した描写は、原作で初めて使われた手法です。

これを実際の映像に乗せて実写映画化すると、どれだけスゴイのか分かります。

原作の漫画は累計で100巻以上も刊行されていますが、その中でも特に人気の高い物語をベースにしています。

主人公である東方仗助を演じる山﨑賢人はしっかりとキャラクターを理解していました。

一見して悪そうな見た目ですが、警察官である祖父の影響で胸の中には正義感に溢れる少年として、イジメを受けていた転校生の広瀬康一を助ける事になります。

素直ではない性格であるが、祖父や母親を想う気持ちが強く、常に二人の心配している一面も主人公らしい優しさがありました。

“同じ力を持つ者たち!”
【巻き込まれる運命】

凶悪な“スタンド使い”が町に現れると、仗助の前にまた甥と名乗る男が現れます。

この“ジョジョの奇妙な冒険”という作品の中で最も人気のあるキャラクター、空条承太郎を演じる伊勢谷友介の登場は強いインパクトを与えました。

鋭い眼力と冷静な分析能力ですぐに仗助の力を見抜く姿はかなり格好いいのです。

原作を意識した「ジョジョ立ち」と呼ばれる独特な立ち方にこだわり、その様子をスローにしている演出は本来の格好良さをより際立たせていました。

初めて目の当たりにした同じ“スタンド使い”に仗助は戸惑いますが、彼はこのような騒ぎに興味がなく立ち去っていきます。

しかし、運命はそれを許さないように仗助を狙う危険な“スタンド使い”が現れます。

“バカ正直な拳!”
【兄と弟】

町で殺人を行っていた犯人を見かけた仗助と康一が屋敷にやって来ると、そこには危険な思想を持っていた虹村兄弟が待ち構えていました。

兄の形兆は弓と矢を使って“スタンド使い”を作り出し、弟の億泰は従っていました。

そこにやって来た仗助を迎え撃つ億泰はバカですが、ちゃんと義理と礼儀をつける性格の持ち主であり、兄に裏切られた時の表情もなんだか悲しかったです。

形兆を演じた岡田将生は良かったのですが、それ以上に億泰を演じた真剣佑の存在感が強かったです。

アクションについても邦画のレベルで考えれば充分であり、何より“スタンド”の再現は非常に良かったです。

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