実写映画「斉木楠雄のΨ難」をレビュー!

実写映画となった「斉木楠雄のΨ難」をレビューします。

“彼はただ平穏が欲しいだけ!”
あらゆる超能力を持つせいで不幸

週刊少年ジャンプにて連載されていた人気ギャグ漫画の実写映画化した作品です。

以前にも同じようなギャグ漫画である『銀魂』の実写映画化が成功を収め、その期待を受けての実写映画化となりました。

元々がファンタジーのような世界観となっていますので、本作では現実離れしたキャラクターたちが登場しています。

その中でも強烈な個性を出しているのは主人公の斉木楠雄です。

あらゆる超能力を使え、年々その力が増していく事により、制御するべく頭に2本のアンテナを付けています。

あまりにも奇抜すぎるキャラクターである斉木楠雄ですが、彼の求めているモノは「平穏な日々」なのです。

このギャップが本作の持ち味であり、主人公は目立たないようにするべく奮闘しています。

“顔と心はまったく違う!”
【勘違いヒロインの腹黒さ】

“千年に一人の美少女”として知られる橋本環奈がヒロインである照橋心美を演じています。

照橋心美は主人公たちが通っているPK学園ではマドンナ的存在で、男子生徒たちは彼女をひと目見ただけで「おっふ」という言葉を漏らしてしまうほど魅力的です。

その照橋心美は普段、謙虚な生活を見せていますが、実はすべて計算で自身が最も愛される存在だと自覚しています。

誰であっても「おっふ」と言わせる自身のある照橋心美ですが、斉木楠雄だけはそんな彼女に一切の興味を示さない事に執心していきます。

その結果、斉木楠雄に「おっふ」と言わせようとあらゆる手段を使って彼を孤立させ、自分の魅力によって言わせようとする腹黒さを見せていきます。

特に橋本環奈が見せる様々な変顔が見物となります。

あれだけの美少女が惜しげもなく披露する変顔は一見の価値があります。

“結局は周りの人が力になる!”
【超能力は足枷である】

一見して万能な斉木楠雄ですが、巨大すぎる力は彼自身でも制御できず、使う前には冷静に状況を判断しています。

つまり、彼自身が力を使う時に制御や適材適所じゃなければ、地球を滅亡させてしまうほどの破壊力を生んでしまうのです。

斉木楠雄は平穏な日々を望む理由はそこにあって、なるべく目立たないようにしている姿はなかなか面白いです。

それに加え、彼はすべてを見透かす事ができる為に無表情でありますが、周囲の奇抜なキャラクターたちが楽しませてくれています。

本作は原作が読みたくなるほど面白い作品なっています。

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