今や国内で見ることのできる動画サービスは2つや3つでは済まされません。十数種類にも及び、それぞれで配信している作品も月額料金も異なります。
「どれを使えばいいのか分からない!」なんて声もあるはずです。
今回はそんな方へと、「厳選した8つの動画サービス」をランキング形式で発表します。是非動画サービス選びの参考にしてみてください。
1位:Hulu 月額933円(税抜)
動画サービスの先駆け的存在として知られ、今や多数のユーザーを獲得している人気サービスとなりました。
日本テレビが本格的に参入し、海外作品同様に国内作品も数多く取り扱うことでさらなるユーザーの獲得を実現しています。
配信本数は実はそこまで多くはありません。しかしHuluの目玉はそこではなく、ここでしか見れない海外ドラマ、人気シリーズのいち早い配信などが人気の理由となっています。
2017年には人気シリーズ「ウォーキング・デッド」の最新作シーズン8がリアルタイムで配信されるなど、常に話題を集めています。
月額料金約1.000円で配信されている全ての作品を見れるのも特徴です。
★人気作品
ドラマ
「ウォーキング・デッド」
「マーベル ランナウェイズ」
「ヒューマンズ」
映画
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」
「パシフィック・リム」
「ゴジラ」
2位:Netflix 月額650円/980円/1.450円(税抜)
Netflixの特徴は何といってもオリジナル作品の豊富さ。
映画からドラマ、海外作品も日本作品も毎年数多くのオリジナル作品が配信されています。
NetflixもHulu同様に数ある動画サービスの中では配信本数はそこまでのものではありません。
しかしこのオリジナル作品はもはやハリウッド超大作と言っても過言ではなく、クオリティの高さに圧倒される人も続出しています。
もちろんオリジナルではない既存の作品も新旧様々取り揃え、キッズ専用ページもあるので小さい子供がいる家庭でも安心して利用できるはずです。
この動画サービスでは3つの料金プランから選択可能。それぞれで画質などに違いが出るので、自分に合ったプランを選択することができます。
★人気作品
ドラマ
「ストレンジャー・シングス」
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
「火花」
映画
「ブライト」
「Death Note/デスノート」
「テッド2」
3位:Amazonプライムビデオ 325円(税込)
人気通販サービスAmazonが送る動画サービスがこのAmazonプライムビデオです。
大きな特徴として挙げられるのは動画サービスと通販サービスの連携。本動画サービスは単体で機能しているのではなく、Amazonの特別会員「Amazonプライム」の1つとして提供されています。
月額料金は動画サービスの中でも最安値の400円。1年分まとめての支払いにすれば3.900円とさらにお得になるのです。
配信されている作品も映画、ドラマはもちろんのことバラエティ作品も数多く配信されており、ダウンタウンの松本人志がメインMCを務めるお笑いバラエティ「ドキュメンタル」も人気となっています。
★人気作品
ドラマ
「ウエストワールド」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
「プリズン・ブレイク」
映画
「ヘルタースケルター」
「蛇にピアス」
「ダークナイト」
4位:U-NEXT 月額1.990円(税抜)
この動画サービスでまず気になってしまうのは月額料金です。
U-NEXTでは月々1.990円(税抜)と数ある動画サービスの中でも少々高めの設定、1.000円を切る月額料金がほとんどの中、少し異質な存在でもあります。
しかしこの点を補うには余りある良いところがあるのも特徴の1つ。U-NEXTでは実に12万本以上の動画作品が配信されています。
これは業界トップクラスのラインナップです。しかし実はその半数以上が有料コンテンツとなり、鑑賞には別途ポイントが必要となります。
そうです、U-NEXTは月額制でありながら、ポイント鑑賞をも導入しているサービスなのです。
とはいえ心配はいりません。毎月1200ポイントが支給され、それを使えば実質月額料金だけでの利用も可能。また最新作品の取り扱いも行っているため、いち早く最新作を鑑賞することも可能です。
★人気作品
ドラマ
「ST赤と白の捜査ファイル」
「時効警察」
「緊急取調室」
映画
「STAR WARS 最後のジェダイ」
「斉木楠雄のΨ難」
「オリエント急行殺人事件」
5位:dTV 月額500円(税抜)
ドコモが提供している動画サービス「dTV」。まず目が行ってしまうのは月額500円(税抜)という安さです。
その名前から「ドコモユーザーしか利用できない」と考える人もいるでしょうが、そんなことはありません。
あくまでもドコモにより展開されている動画サービスですが、それ以外の方も利用できます。
ただし注意点があり、dTVもまた見放題の作品とポイント使用の有料作品が存在します。そして取り扱っている作品数は動画サービスの中では少ない部類に入ってしまうでしょう。
もちろんここだけのメリットも存在しています。1つはdTVだけのオリジナル作品の配信、まだまだ数は少ないが「4K」にも対応しているのはなかなか将来有望な動画サービスと言えるでしょう。
アニメ作品が豊富な点もおすすめです。
★人気作品
ドラマ
「東野圭吾 変身」
「都市伝説の女」
「BONES-骨は語る-」
映画
「美女と野獣」
「ダーク・プレイス」
「湯を沸かすほどの熱い愛」
6位:ビデオマーケット 月額500円/980円(税抜)
“ケタはずれの新作数”
これはビデオマーケットの公式サイトで見られる宣伝文句です。
この言葉の通りビデオマーケットでは他動画サービスよりもずば抜けて豊富な最新作を配信しています。
もちろん旧作も数多く配信しており、合わせるとその数なんと14万本以上。
ビデオマーケットの魅力は扱うジャンルの幅広さにあります。
「ドラマ」「映画」「アニメ」はもちろんのこと、「パチ&スロ」「バラエティ」「グラビア」など多岐に渡る作品を取り扱っています。
ここで注意したいのは料金プランです。
ビデオマーケットでは2種類の料金プランがあり、1つは月額500円(税抜)コース、もう1つが月額980円(税抜)コースとなっています。
注意するのは見放題サービスが含まれているのが980円コースのみというところです。
月額500円コースは安くはなっていますが、基本的には有料コース、毎月支給されるポイントの使用もしくは別途自身でポイントを購入する必要があります。
★人気作品
ドラマ
「アメリカン・ホラー・ストーリー」
「ヘムロック・グローヴ」
「THIS IS US 36歳、これから」
映画
「ジョン・ウィック:チャプター2」
「霊幻道士」
「3月のライオン」
7位:auビデオパス 月額562円(税抜)
auが送る動画サービス「auビデオパス」。
月額料金は約500円と手ごろで、パソコンでもスマホでも使える使い勝手の良さはしっかりと健在しています。
しかし見放題が可能な作品数は約1万本、新作の鑑賞は別途ポイント購入、さらに致命的なのはauユーザー以外の利用は不可能というところです。
ドコモが手掛けるdTVではドコモユーザー以外の利用も可能と便利なサービスとなっていますが、auビデオパスでは狭き門となっている印象です。
それでもここにはしっかりと特徴があります。それはなんと、「リアルな映画館との連携」です。
auビデオパスに登録しているユーザーは毎週月曜日に映画館へ行けば鑑賞料金が1.100円になるという特典付き。これは利用しない手はありません。
動画サービスとしてはあまり目立った機能はありませんが、映画館で見るのが好きなら検討してみるのもいいかもしれません。
★人気作品
ドラマ
「プラチナタウン」
「おっさんずラブ」
「SUIT/スーツ」
映画
「チョコレートドーナツ」
「オーシャンズ」
「駆込み女と駆出し男」
8位:GYAO! 基本無料
GYAO!は他の動画サービスと比べると少し異色の存在です。
コンセプトとして挙げられているのは「無料動画」であり、そのコンセプトの通り月額料金無料で利用可能。
さらにほとんどの所で必須とされている会員登録も必要なく、ログインしなくてもサイトへと入れば動画は見放題となっています。
しかし無料で何万本もの作品を鑑賞するのは難しく、取り扱っている作品数は非常に少ないのが現状です。
さらに動画を再生する際には広告が入るなど、無料ならではの仕組みも取り入れられているのでそれを良い所と見るか悪い所と見るかは人それぞれといったところです。
多くの作品が期間限定での配信となっているので早めの鑑賞をおすすめします。
もしもこれが物足りないと感じれば、有料コースとなる「GYAO!ストア」を利用するといいでしょう。こちらは月額800円で多彩なコンテンツが楽しめます。
★人気作品
ドラマ
「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」
「兄友」
「正義のセ」
映画
「スパイダーマン」
「ギャング・オブ・ニューヨーク」
「海月姫」
最後に
ここで紹介した動画サービスは一部、まだまだ国内で利用できるサービスはいくつかありそれぞれに特徴があります。
配信されている作品も料金プランも異なり、良い所もあれば劣る所もある。でもそれが個性を発揮することになり、いずれのサービスでも何かしら魅力が見られるはずです。
より詳しい内容は「動画配信サービス(VOD)のおすすめ比較」という記事がわかりやすいので参考にしてみましょう。
最後に1つ注意点を挙げますが、配信されている作品は急遽変更する可能性もあります。紹介している人気作品はあくまで参考にしていただけると幸いです。